譲渡担保に関する一考察

▪︎当然と言えば当然の帰結だけど…
取引先の司法書士先生からのご質問
・金融機関から同族会社へ融資あり
・社長保有の同族会社株式に譲渡担保設定
この前提で…
Q.社長に相続が発生すると株式は相続財産ですか?
所有権は移転してますが…
約定担保物権である譲渡担保ですから…
当然の如く相続財産ですね(相基通11の2-6)
20210103
所有権移転時も当然のことながら…
譲渡所得の対象外(所基通33-2)
仮に社長個人でなく法人が債務者であったも
法人税の対象外(法基通2-1-18)
固定資産関係の通達ですが同趣旨と推察
いきなり質問されると❓となりますが
担保物権という性質を考えれば当然の帰結
実務の世界になれば…
・議決権行使は誰がする?
・株券発行会社か否か
・株式価値がそもそもあるのか?
など会社法中心に論点色々とありそうです
それよりも…
融資返済が滞った場合に譲渡担保実行されて
会社の乗っ取りなんてことが最悪の結末
本来優良な会社であれば
こんなリスクも考える必要があるのかもしれません
税務だけでなく違う側面も大切
色んな視点がないとお客様は守れない

代表:木下勇人

税理士法人レディング 代表: 木下 勇人

愛知県津島市出身、愛知県立旭丘高校、南山大学経営学部卒業。
2003年監査法人トーマツ名古屋事務所 ファイナンシャルソリューションズ部(相続事業承継の専門部隊)に配属され、上場会社オーナー・上場会社級の非上場会社オーナーファミリーの事業承継対策に専門的に従事。
2009年名古屋で唯一の相続専門税理士法人を設立し、財産コンサルティング・自社株問題を抱えるオーナー社長への事業承継コンサルティングを中心に業務を展開。生前対策相談は年間200件を超え、様々なジャンルの相談に対応可能。税理士としての立場はもちろん税理士の枠を超えたコンサルティングには定評があり相続コンサルタントしても鋭意活動中。
顧客の本当の要望をしっかりと引出し、心情も踏まえたコンサルティングには定評がある。実務の傍ら、税理士向け・保険募集人向けに年間150回の研修講師活動にも力を入れている。

保有資格:公認会計士/税理士/宅地建物取引士/AFP/不動産鑑定士第2次試験合格

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